仏パロット、大型の増資計画を発表

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ドローンなどのスマート機器を製造販売する仏パロットは11月16日、2015年第3四半期の業績を発表した機会に、2億7000万-3億ユーロ規模の増資を行うと発表した。同期売上高は前年同期比22%増の7780万ユーロで、純利益は前年同期の70万ユーロから620万ユーロに急増した。ドローン部門の好調が大幅な増収増益に繋がった。ドローン部門の売上高は60%増え、同部門が売上高に占める比率は前年同期の44%から57%へまで上昇した。ドローンに関する法整備が整い始めており、米国では数日内にドローン所有者に対する登録制度が発表される見込みで、仏ではドローンに電子位置確認装置の義務的設置が検討されている。ただし、パロットが主力とするレジャー用ドローンは重さが1kg以下であるため、例えこの措置が実施されたとしても適用から外れるものと予想される。パロットは増資によりドローン部門の更なる発展を目指しており、戦略目的に掲げる業務用ドローンの強化のために企業買収を実施する可能性がある。なおパロットの株式時価は5億ユーロ弱に留まり、増資により既存株主の出資率がかなり希薄化する。同社創業者のアンリ・セドゥー会長は9000万ユーロの増資を引き受けて、36.2%の出資率を維持する意向を表明している。