ERDF、12月から電力スマートメーター「リンキー」の設置第一段階を開始へ

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ERDF(EDFの配電子会社)は今年の12月1日より、電力スマートメーター「リンキー」の設置第一段階を開始する。第一段階では300万基が設置される。設置ペースは最大で一ヶ月に30万基。「リンキー」の設置は仏国内各地で均等に進められ、2016年にはすべての地域圏、2018年にはすべての県をカバーする形で設置を行い、2021年までに3500万基すべてのメーターの交換を完了させる。ERDFは2010年からリヨンなどにおいて「リンキー」の実地試験を行っていた。同システムに関しては、リヨンに設置されたコントロールルームおよびEDFが提供するデータセンター2ヶ所でデータの管理が行われる予定。
「リンキー」設置第一段階の製造元としては、米Itron、スイスのランディス・ギア(東芝子会社)、仏サジェムコム、仏Maec、独Ester、スペインZivの6社が選定されている。ERDFは、設置第二段階(1380万基を予定)の製造元に関して、11月2日の週に入札を開始したばかり。
「リンキー」の費用は50億ユーロで、ERDFは、導入費用の一部を、2014-2034年にかけての効率性の向上などの費用節減効果により賄う計画となっている。
なお、「リンキー」に関しては、ユーザーの個人情報保護に関する政策が議論の対象となっている。ユーザーはリアルタイムで自らの電力消費量をチェックすることができるが、消費量に関するデータをERDFが収集し、電力事業者に伝達することに関しては、ユーザーの明確な同意が必要となる可能性が高く、電力事業者の中には、これに伴って一部のスマートメーター関連サービスの提供が困難になる恐れがあるとの指摘が出ている。