欧州委、仏政府の財政赤字削減プランを疑問視

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欧州委員会は5日、フランスの財政収支等の見通しを発表した。フランス政府が約束している財政赤字削減の目標は達成できないとの予測を示した。欧州委によると、フランスの財政赤字の対GDP比は、2015年に3.8%、2016年に3.4%、2017年に3.3%で推移し、「2017年に同比率を3%以内に抑制する」としたフランス政府の公約は達成されない。欧州委は前提として、フランスの経済成長率を、2015年に1.1%、2016年に1.4%、2017年に1.7%とする予測を採用しており、これは仏政府の予測(2016年に1.5%)より低めになっている。これが財政赤字に関する両者の予測に開きが出た一因だが、仏政府は、2017年の財政赤字の対GDP比を2.7%と予測しており、その差はかなり大きい。欧州委は特に、仏政府が掲げた支出抑制策(500億ユーロ規模)が、現状では予定通りに達成されないと予想しており、仏政府に対して、改革努力を加速させるよう求めている。