ゴンクール賞とルノドー賞の受賞作が発表に

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フランスの主要文学賞であるゴンクール賞とルノドー賞の受賞作が11月3日に発表された。2つの賞は毎年、原則として1作品に授与される。
ゴンクール賞は、マティアス・エナール氏(43)の「Boussole(羅針盤)」(アクト・シュド社刊)が受賞した。この作品は、オーストリアの音楽学者がオリエントに寄せる思いを幻想的に描いたもので、アラビア文化の専門家である学殖を活かした描写が評価された。シリア情勢が緊迫化する中で、西洋と中東世界の架け橋を志向するメッセージ性も評価された。
ルノドー賞は、女流作家のデルフィーヌ・ドビガン氏の「D’apres une histoire vraie(本当にあった話)」(ラテス社刊)が受賞した。自伝風のフィクションにスリラーの要素を持ち込んだ話題作で、受賞前から既に10万部を超えるヒット作となっている。