資産運用のアムンディが上場へ、今年最大のIPOに

Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on TwitterEmail this to someoneBuffer this page

資産運用の仏アムンディは2日、パリ株式市場への上場計画で仮条件価格を公表した。1株42-52.50ユーロとした。パリ市場のIPOとしては今年の最大規模となり、仮条件の上限価格では、アムンディの評価額は88億ユーロに上る。
アムンディは、クレディアグリコル銀行とソシエテジェネラル銀行がそれぞれの資産運用部門を合併する形で発足した。ソシエテジェネラルは今回の上場の機会に、保有する20%株式のすべてを売却する。クレディアグリコルは、需要が大きければ最大で3%を売却、このほかに2%を提携先の中国農業銀行(ABC)に売却する。また、アムンディの従業員向けに、0.6%相当の新株が20%の割引価格にて発行される。全体で、上場により動く金額は最大で20億ユーロ(中国農業銀行への売却分除く)に相当し、クレディアグリコルは上場後に75%前後の株式を維持する。
アムンディは運用資産総額が9520億ユーロに上るが、うち4000億ユーロは株主であるクレディアグリコルとソシエテジェネラルからの受託分となっており、これらは2行にとって有利な条件で運用されていることから、評価額の決定には微妙な点が残る。あるアナリストは、仮条件の中位程度の45-46ユーロ程度が妥当ではないかと話している。売り出し価格は11日に決まる予定。