トップ交代のTF1、企業買収に着手

Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on TwitterEmail this to someoneBuffer this page

民放大手TF1は28日に開いた取締役会で、次期CEOとして、ジル・ペリソン取締役を指名した。ペリソン氏は58才、アコー・ホテルズの元CEOで、2009年からTF1の社外取締役を務めている。TF1の親会社ブイグ(建設など)のマルタン・ブイグCEOと親しく、ブイグ傘下のブイグ・テレコムで社長を務めた経験もある。ブイグ氏が信頼できる人物をトップに据えた人事と考えられる。新CEOは2月17日付でパオリニ現CEOと交代で就任する。
TF1は29日には、コンテンツ制作の仏Newenの買収に向けて、独占交渉を開始したと発表した。Newenはテレビドラマ(野心作「ベルサイユ」や人気連ドラ「プリュベルラビー」などを制作)やテレビ番組の制作を中心にコンテンツ制作を手がけており、フランスでは第3位の制作会社として知られる。TF1は資産売却を経て潤沢な現金資金があり、これを投じてコンテンツ制作事業を拡充し、広告収入に依存するテレビ局から、バリューチェーンを幅広く押さえるメディア大手への転進を目指す。