フォルクスワーゲン、欧州で850万台をリコールへ

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独自動車フォルクスワーゲンは排ガス不正問題への対応策として、欧州でディーゼル車850万台をリコールすると発表した。同社の発表は、独連邦自動車庁(KBA)が独国内でのリコールを強制した後に行われた。独ビルト紙などによると、これまで同社は、不正ソフトが搭載されたエンジンの修正を希望者に対してだけ行う意向を明らかにしていたが、KBAは、それでは十分ではないとして、11月末までに、独でリコール対象となるディーゼル車240万台に関して整合的かつ詳細な計画を明らかにするよう命令した。KBAの決定は、欧州全域にとって模範となるだけに、フォルクスワーゲンは、包括的なリコールを自ら発表することを余儀なくされた。
独以外では、英で100万台強、仏でも100万台弱がリコールの対象となる見込み。リコールは、独では2016年を通して実施される。2リットルエンジン車の場合は、是正はソフトの手直しで済むが、1.2リットル及び1.6リットルエンジンの場合、エンジンの部品の交換が必要になるという。
アナリストの間では、フォルクスワーゲンは不正発覚後の対策で常に後手に回っているという印象が強く、KBAの決定も予測不可能なものではなく、同社の対応には傲慢さが感じられるとの指摘も出ている。