パリ市の不動産活用プロジェクト、大幅収入を確保へ

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パリ市は現在、市内の23ヵ所の市有不動産の有効利用プロジェクトの募集手続きを進めている。現時点の推計によると、総額でパリ市に5億ユーロから8億ユーロの収入をもたらす見込みであるという。
開発事業は、パリ市が各案件について仕様を示し、入札により具体的なプロジェクトを募集する形で行われた。7月の時点で各案件について候補者のショートリストの策定が終わり、現在は最終選考が進められている。23ヵ所のうち、サンルイ島に面したセーヌ右岸にある「モルラン」ビル(旧警察署、4万平方メートル)は、高級ホテルなどにリニューアルされると考えられる。評価額は1億3000万ユーロに上る。珍しいところでは、パレデコングレに隣接したペリフェリック(環状自動車専用道)をまたぐ形でのビル建設プロジェクトがあり、パリでこのような構造物の建設は前例がない。このほか、マセナ駅(13区)や旧変電施設(11区)などユニークな物件や、5区の15世紀に建造の邸宅など、多彩な物件が揃っている。
 パリ市は近く開発主体を選定し、2016年にも建築許可の付与を開始する計画。2017年には最初の収入が得られる見通しという。物件の詳細は専用サイト(www.reinventer.paris)で見ることができる。