オレンジ、アフリカ進出を強化:ビベンディは南欧を目指す

Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on TwitterEmail this to someoneBuffer this page

仏通信大手オレンジは現在、インド同業バーティ・エアテルからアフリカ子会社4社(ブルキナファソ、コンゴ共和国、シエラレオネ、チャド)を買収する方向で独占交渉を進めている。オレンジはアフリカ事業を成長の柱と見据えて強化しており、今回の買収もその一環で行われる。オレンジは現在、アフリカ19ヵ国で事業を展開、アフリカは現時点で、全社売上高の11%(43億ユーロ)、ユーザー数では半分(1億1000万人)を占めている。アフリカのARPU(加入者1人当たり月額収入)は1-4ユーロと、仏平均の27ユーロと比べて低いが、オレンジは、携帯利用の送金・決済サービス「オレンジ・マネー」を展開するなどして、収入の多角化を図っている。
これとは別に、報道によると、仏メディア大手のビベンディは、テレコム・イタリアへの出資率引き上げを準備している。現在は15.5%の出資率を20%前後にまで引き上げるという。投資額は10億ユーロ程度で、取引が円滑に進むよう、イタリア政府と掛け合っているところだという。ビベンディは、出資先の通信大手を足場に、傘下のカナルプリュス(有料テレビ)やユニバーサル・ミュージック(音楽出版)などのコンテンツの販路を拡大したい考えとされ、同じ目的から、スペインの通信大手テレフォニカへの接近も図っているという。