ミシュランとFives、金属3D積層造形で合弁

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仏タイヤ大手ミシュランと仏エンジニアリング大手Fivesは9月7日、3D金属積層造形加工技術で折半出資の合弁を設立すると発表した。ミシュランの本社があるクレルモンフェラン市近くに設立し、今後3年間に少なくとも2500万ユーロが投資される。両社の従業員数が合計20名程度、合弁に合流する。
合弁は、金属3Dプリンターをベースとした機器・生産ラインの設計・製造に関するソリューションを、工業部門の企業向けに提供する。既にプラスチックでは利用が進んでいる積層造形加工技術は、金属でも急成長が始まっている。米調査会社Wohlersによると、世界市場の規模は2014年に6億ユーロ強で、平均年間成長率は20%を超えている。
ミシュランは、社内用に金属積層造形加工技術を10年前から開発。既存の機械設備を改良し、バス・トラック用のタイヤや乗用車向け高級タイヤの製造工程で同技術を活用している。この分野で、世界市場標準と比べても生産性が極めて高い設備を実現することができたことから、他社にこの技術を売り込むことを決めた。合弁を組むFivesは、製造設備の設計・製造を専門とし、30ヵ国程度で事業を展開している。合弁にはノウハウと販売網を持ち寄る。