仏国鉄SNCF、格安サービス戦略を発表

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仏国鉄SNCFは9月2日、格安サービス戦略を発表した。「Oui」を格安サービスのブランドとして統一化し、高速鉄道、長距離バス、カーシェアリングのサービスを統合的に提供する。高速鉄道では、「Ouigo」のサービスをさらに拡大し、2016年には新たに8駅(トゥルコワン、TGVオートピカルディ、ナント、レンヌ、ルマン、アンジェ、ロワッシー・シャルルドゴールTGV、マシーTGV)に乗り入れる。長距離バスは、先頃施行されたマクロン法により、自由化がなされたのにあわせて、既存のサービス「iDBUS」を「Ouibus」に改名するとともに、パリ発着を中心に、路線数を2016年初旬には国内35路線、欧州11路線に増やす。2016年通年では400万席を販売する計画で、価格設定は5ユーロからと格安をアピールする。輸送量は8割増強されることになり、SNCFは300人(うち200人が運転手)を採用するとともに、地方のバス運行会社とも提携する。このほか、今年春に経営権を取得したカーシェアリングサービスの「Ouicar」が、SNCFの格安戦略を補完する。
SNCFは年間1億5000人程度を高速鉄道(TGV)及び長距離在来線にて輸送しているが、格安サービスでは、2016年に1000万人、2018年には1800万人の輸送実績達成を目指す。SNCFは格安サービスのてこ入れを狙って、乗車券販売サイト「Voyage-sncf.com」で、従来サービスと格安サービスを同列に取り扱う方針だが、従来サービスが格安サービスに侵食される恐れも残る。