欧州諸国、列車の治安対策を協議

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高速鉄道タリスの襲撃事件を受けて、欧州諸国は8月29日にパリで内相・運輸相会合を開き、列車における治安対策を発表した。まず、主に国際列車を対象に、記名式の乗車券を導入することを決定。この種の乗車券は、シェンゲン協定に加入していない英国を欧州大陸と結ぶユーロスターに導入済みだが、これをすべての国際列車に導入するとともに、フランス国内でも6割近くに導入する。また、特定の路線を対象に、関係する諸国が協力して検査を行う体制を導入する。仏国内の対応としては、既存の旅客手荷物の抜き打ち検査を高速鉄道を中心に強化し、X線を利用した検査機の導入なども検討する。さらに、鉄道警備隊員による車内パトロールの強化を、国際列車と高速列車(TGV)において強化。また、武装した私服の警備隊員の配置なども適宜行い、警備体制を強化する。鉄道警備隊員には、乗客の身体検査を行う権限なども付与する。具体的な対策の実行については、9月17日にカズヌーブ内相が関係者を集めた会合を開いて協議を行う。