2015年のワイン生産、前年比で1%減:高品質の見込み

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農業省は8月24日、ワイン用ブドウの収穫量に関する予測を公表した。これによると、2015年のワイン生産は4650万ヘクトリットルとなる見込みで、前年比で1%減少する。今年は高温が続き、旱魃の被害もあり、前年より収穫量が減少する見通しとなった。ただ、ブドウの場合、乾燥はカビの被害などを遠ざける利点もある。また、高温には、ブドウの品質を良くする効果もあり、銘柄により2015年はワインの当たり年となることが期待できる。
2015年の収穫量は前年を下回るものの、過去5年の平均に比べると多い。これは、2012年と2013年が多湿により特に不作だったことによる。なお、フランスは、ワイン生産量世界首位の座を2010年にイタリアに譲っており、2014年になり首位に返り咲いたばかりだった。
2015年の収穫量予測を地域別に見ると、ブルゴーニュで特に被害が大きく、全体で11%の減産になる。ボージョレに限ると実に25%の減産が見込まれている。シャンパーニュも11%減(260万ヘクトリットルへ)の見込みで、シャラント(6%減)とアルザス(2%減)でも減少する。逆に、ラングドック・ルシヨンでは6%増(1350万ヘクトリットルへ)の見込みで、ボルドーでは550万-560万ヘクトリットル程度に落ち着く見通しという。