ロンドンのスーパー下水道建設計画、仏バンシも契約獲得

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ロンドンに「スーパー下水道」を整備する計画で、3件の建設契約が8月24日に正式に締結された。総額規模は42億ポンドに上る。仏建設大手バンシも契約を獲得した。
ロンドンの下水道は1860年代に整備されたが、雨水と下水を共に流し込む構造を採用したことから、雨が降ると下水がテムズ川に流れ込む被害が発生、環境問題を引き起こしている。これを解消するため、新たに下水道「テムズ・タイドウェイ・トンネル」を整備する計画で、直径7.2メートルと巨大な下水道が、テムズ川に沿って25kmに渡り建設される。契約は3区間に分けて締結され、西区間(4億1600万ポンド)は英バルフォア・ビーティが、中央区間(13km、10億1500万ユーロ)はスペインのフェロビアルが、東区間(10km、8億5800万ユーロ)は仏バンシが獲得した。バンシは、英国企業コスタンとコンソーシアムを組んでこの契約を獲得(バンシが60%を出資)。バンシはこれより下流の下水道トンネル「リー」の建設を別途進めており(2016年に完成予定)、新下水道はこれに接続される。
新下水道の着工は2016年、完成は2023年を予定する。