第2四半期の経済経済成長率、前の期比で0%まで減速

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8月14日発表のINSEE速報によると、2015年第2四半期の経済成長率(前の期比)は0.0%となった。前の期に0.7%増を記録した後で、反動が出たとも見える結果になった。
第2四半期には、個人消費支出の増加率(前の期比、以下同じ)が0.1%に留まり、前の期の0.9%増から顕著に減速。固定資本形成は全体で0.3%減(前の期は横ばい)を記録。うち企業設備投資は0.2%増に減速(前の期は0.6%増)、公共部門投資は0.1%減(前の期は0.2%増)と後退した。家計による投資(主に不動産投資)も1.6%減(前の期は1.2%減)と後退が続いた。
全体で、内需(在庫変動除く)の経済成長率への貢献分は0.1ポイントとなり、前の期の0.6ポイントを下回った。外需は0.3ポイント分に貢献。輸入の増加が減速(2.2%増から0.6%増へ)する一方で、輸出増が加速した(1.3%増から1.7%増へ)ことが背景にある。在庫変動は0.4ポイント分のマイナス貢献になった。
下半期の経済成長がゼロだったと仮定した場合の2015年通年の経済成長率は0.8%となり、2014年の0.2%を上回る水準となる。ただ、第2四半期に経済成長の勢いが途切れたことで、景気回復が軌道に乗りつつあるとする政府の主張をよそに、今後の推移がどうなるのか、懸念が広がる可能性もある。