交通事故死者数、7月に大幅増

Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on TwitterEmail this to someoneBuffer this page

8月13日発表の公式統計によると、7月の交通事故死者数は360人に上り、前年同月比で19.2%の大幅増を記録した。交通事故件数(5090件)は6.7%増、負傷者数(6617人)は7.7%増といずれも大きく増えた。1-7月では、交通事故死者数は前年同期比3.8%増の1918人に増加した。交通事故死者数は2014年に3.5%増を記録、10数年来で初めて増加に転じていたが、今年に入っても増加傾向が続いていることが改めて確認された。内務省は7月の大幅増について、天候上の要因も介在している点を指摘。今年の7月は好天・高温が続き、自動車を利用した外出・移動が大きく増えたといい、これと対照的に、昨年の7月は降水が多く、外出・移動が特に少なかった。欧州全体でも、7月の交通事故死者数は7%増加しており、フランスだけの傾向ではない。それでも、7月の数字を受けて、政府に対する批判の声は高まっている。特に、数日前には、内務省監察総局(IGA)による厳しい内容の内部報告書の内容が報じられたばかりで、政府への風当たりは強まっている。報告書は、交通安全問題に関する省間委員会の会合が2011年5月以来開かれていないことを挙げて、ハイレベルの関与が薄れ、交通安全対策の推進力が失われていると批判していた。バルス首相はこれを受けて、夏休み明けに同委員会の会合を開くと予告している。