ベロン、空飛ぶオフロード車「ペガーズ」を開発

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仏アルザス地方を本拠とするベンチャー企業ベロン(Vaylon)は、飛行能力があるオフロード四輪車「ペガーズ」を開発した。輸出市場の開拓を目的に、2015年末までに資金調達を行う予定。ペガーズ(ペガサスの意)は先にパリ国際航空ショーにも出品され、このときに30社程度の顧客・投資家からの引き合いがあったという。オフロード走行車の後部にプロペラを搭載、パラグライダー型の翼をつけて飛行する。滑走路など設備がなくても、どこでも離着陸できるのが利点で、軍用や消防・救助用などのほか、観光用やスポーツ用の需要開拓を目指している。フランスでは、2013年にプロトタイプを国防省の兵器総局(DGA)に納入。2016年には改良型(複合材料による軽量化、夜間飛行用の能力追加など)が再度納入される予定になっている。ULM(小型航空機)としての認証を得る手続きも開始されている。
年内に予定する資金調達では、輸出市場の開拓をにらんで、輸出先諸国との合弁会社の設立も計画する。米国、南アメリカ、アラブ首長国連邦、インドネシア、ブラジルなどをターゲットに、輸出先の国の規制への適合化と販売面で協力するパートナーを探す。
ペガースは1体につき10万ユーロ程度の価格となる見込みで、4年後には年間150-200機の販売を目指す。