容器型ウォーターサーバーが苦戦、水道水ろ過型が好調

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法人向けの容器型ウォーターサーバー市場が後退を続けている。水道水をフィルターでろ過して供給するタイプの製品に押されているという。水道水ろ過型のサーバーは、容器式と比べて3割から4割程度安く、容器式を押しのけて販売を伸ばしている。業界団体のAFIFAEによると、容器式市場は過去7年間で毎年2%程度の後退を続け、現在は20万台程度で安定している。逆に水道水ろ過型はこの5年間で年間10%の成長を記録、市場規模は2億ユーロに達している。フランスでは、2008年の労働法典改正により、「従業員に冷たい飲料水を提供する」ことが使用者の義務となったが、この規定は、水道水の提供で十分と考えることもできるほどあいまいなものであり、業界団体側は、普及の促進につながらないと不満を持っている。調査によると、従業員の33%は職場で水道水を直接に飲んでおり、ボトルウォーターが52%、ウォーターサーバーが15%であるという。ウォーターサーバーの普及率は、従業員数50人超の企業で67%に上るが、50人以下では30%と少ない。容器型ウォーターサーバーについては、ビスフェノールAを含む容器の健康懸念が取り沙汰され、これも普及の障害になっていると見られる。現在までに6割強の容器がビスフェノールAを含まないものに交換されており、5-6年後には完全にフェーズアウトされる予定となっている。