英仏海峡トンネルに不法移民が多数押しかけ、死者も

Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on TwitterEmail this to someoneBuffer this page

英仏海峡トンネルのフランス側入り口に、7月27日夜から28日未明にかけて、2200人ほどが侵入する騒ぎがあった。90人の警官隊が投入され、28日未明には状況が収束した。
カレー市など、英仏海峡に面するフランス側の都市には、フランスに流れ着いた不法移民が最終目的地である英国への渡航を目指して集まっており、現地に社会問題を引き起こしている。これらの不法移民は、入国経路や出身国に関する証拠がない者たちで、本国に送還する法的根拠がなく、抜本的な対策がないのが実情となっている。英仏海峡トンネルを運営するユーロトンネル社がフランス側入り口に設けている制限区域は、パリ市の3分の2ほどとかなり広く、移民らはここに侵入し、シャトル便の列車に飛び乗ることで、英国側に向かおうとしている。この際に負傷した移民が15人程度、カレー市の病院に入院した。
現場ではまだ混乱が続いており、28日夜から29日未明にかけては、1500人以上による侵入の試みが再び発生。また、制限区域内で不法移民がトラックにはねられて死亡した。これで6月初頭からの死亡者数は9人に上った。