エコセアーヌ、流出石油の回収船をアンゴラに輸出

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仏エコセアーヌ(Ecoceane)社はこのほど、流出石油の回収と海洋の除染を行う特殊船舶をアンゴラに輸出する契約を獲得した。オランド仏大統領がアンゴラを公式訪問した機会に、趣意書の調印がなされた。合計9隻をアンゴラに輸出する計画で、数年をかけて段階的に引き渡す予定。契約額は5000万ユーロを超えるという。
アンゴラに輸出されるのは大小さまざまの数種の船舶で、最も小さい「カタグロップ(Cataglop)」は全長6-10メートル、港湾内の除染に適している。最大のモデルは全長25メートルで、こちらは海洋で流出石油の回収を行う。汚染域の海水を吸い込み、油分と水分を分離した上で、油分のみを残し、これを適宜、随伴する油槽船に移して作業を続ける。1時間に120立方メートルの炭化水素を処理できる。
同社はブルターニュ地方パンポル(コートダルモール県)に本社を置き、船舶はパンポルの造船所か、仏国内の提携先で建造している。2014年の売上高は600万ユーロ、これまで30ヵ国に120隻を引き渡した実績がある。ただ、仏国内で同社の技術が当局の認証を得ていないことが発展の妨げになっており、同社は現在、数百万ユーロの出資に応じるパートナーを探している。ロシア企業など外国の投資家と接触がなされているという。