ソーテルヌ・ワイン、販売てこ入れで協同組合が設立に

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甘口ワインとして知られるソーテルヌ(ボルドー地方)が販売不振に陥っている。このほど、販売促進を目指して新たな協同組合「ソーテルヌ・ビーニュロン」が設立された。
新組合には15の生産者が合流。生産量の5%を占めるのみだが、参加を増やして、協力して販売拡大を図る計画。ジロンド県の甘口ワインは、2014年には300万本を販売、売上高は2900万ユーロに上るが、これは15年前と比べて半分に減っている。いわゆる「貴腐ワイン」の場合、糖度が高まるように菌に感染させたままブドウを残し、手摘みで収穫を行うが、人件費がかかりコストが高いという難点がある。生産者らは、並行して生産する辛口の白ワインの販売拡大を通じて、運転資金を確保することを狙っており、また、甘口ワインの販売促進では、ペリエ(ミネラルウォーター)との提携でカクテルへの利用法を考案し、幅広い楽しみ方があることをアピールする方針。他方、5ヘクタールに満たない小規模な生産者も多いことから、規格適合化や生産設備の共同化も進めてゆく考え。