決済カードの不正使用、被害額が減少

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仏中銀の付属機関が発表した集計によると、決済カードの不正使用率(決済件数に占める不正使用の件数の割合)は、2014年に0.043%となり、前年の0.046%と比べて改善した。また、不正使用の被害額は2億3460万ユーロとなり、こちらは前年比で400万ユーロの減少を記録した。減少を記録するのはこれが初めてで、不正使用の防止策が奏功した格好となった。不正使用の内訳は、現金引き出しが4090万ユーロ、店舗での支払いが3780万ユーロ、オンライン決済が1億5590万ユーロとなっている。
非接触型決済(20ユーロまでの決済に対応)の導入を巡っては、安全性を巡る議論がしきりになされ、拒否反応を示すユーザーも多かったが、その不正使用率は0.015%とかなり低く、被害は専ら、カード盗難に伴う不正使用によるものだった。2014年4-12月の被害額は10万8000ユーロで、同じ時期に非接触型カードの決済総額が7億8100万ユーロに上ったのと比べると、被害の規模はごくわずかに留まっている。仏中銀はこれについて、非接触型決済の技術的安全性がごく高いことを示唆していると説明している。
他方、被害が多いのがやはりオンライン決済で、不正使用率は0.248%と、店舗での決済の0.010%と比べて格段に高い。被害額も、前年から170万ユーロ増加している。