ユーテルサット、新衛星「カンタム」をエアバスに発注

Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on TwitterEmail this to someoneBuffer this page

パリに本社を置く衛星運用会社ユーテルサットは7月9日、新型の静止通信衛星「カンタム(Quantum)」の建造をエアバス・グループに発注する。これに伴い、ESA(欧州宇宙機関)との間で官民協力契約も結ぶ。
カンタムは、ソフトウェアベースで周波数帯域やカバー地区を随時、変更することができる点に特長がある。従来の衛星は、各国単位・地域単位の規制もあって、特定の地域と周波数帯のみをカバーするよう設計されており、打ち上げ後に再プログラミングを行うことはできなかった。カンタムは、地上基地からの操作で、ミッションを随時変更することができる。また、他の衛星と連携することで全世界をカバーできる。
設計は英国宇宙局が担当、7100万ユーロを投資して、開発費用のほぼ全額を負担した。エアバス・グループによる建造を経て、2018年末の打ち上げを予定する。ユーテルサットはカンタムの投入を通じて、新たなサービスの開発と提供を進める。