飲酒、入院の主要要因の一つ

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フランス衛生監視研究所(InVS)による飲酒と入院に関する2012年調査の結果が発表された。飲酒を原因とする短期の入院件数は58万件で前回調査の2006年比で11.3%増加した。飲酒は入院の主要要因の一つとなっている。
飲酒に起因する入院の費用は26億4000万ユーロ(全体の3.6%)に達した。ただし、この見込みは過小評価されており、一部の大腸ガンやうつ病など、飲酒が直接的原因ではないが、疾患を誘発する主要要因とされるものを含めると、入院費用は30億ユーロに達すると予測される。
アルコールを原因とする死者はフランスでは年間4万9000人に上り、「回避できる早死」の原因としてはたばこ(7万8000人)に次ぐ。飲酒に由来する入院費の大半は併発症への治療向けとなっている。調査報告は、北部及び海外県のレユニオンなど、飲酒が多い地方を対象に、各種の病気の入院患者の本当の原因が飲酒にあることを見極め、早い段階から手を打つことができるようにするために、スタッフのトレーニング強化などの取り組みを進めるべきだと勧告している。
入院患者の平均年齢は、急性アルコール中毒が43才、断酒は48才、併発症は57才となっている。青少年のビンジ・ドリンキングが問題視されているが、急性アルコール中毒で入院する青少年の数はむしろ安定しているという。