テクニップ、6000人の削減を予告

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油田・ガス田開発関連のサービス・エンジニアリングで世界大手の仏テクニップは7月6日、世界で6000人の削減を含むコスト削減計画を発表した。原油安を受けてシュルンベルジェやバローレックなど、フランス系の炭化水素関連企業が相次いで人員削減を発表する中で、テクニップはこれまで強気の見通しを示してきたが、今回、世界従業員3万8000人の16%に相当する6000人の削減に踏み切る。同社のピレンコCEOは、石油・ガス産業の減速は厳しく、また持続的だと指摘。顧客業界の投資縮減に対応して、コスト節減の努力を加速することを決めたと説明した。
テクニップは、欧州、アジア、南米の一部諸国で、オンショア及びオフショアの事業を縮小すると説明。フランス事業(従業員数6000人)も対象となりうるが、拠点を閉鎖する可能性は否定している。事業縮減の対象国については、ブラジルを挙げた以外は明確にしていない。サブシー事業については、北海など厳しい地域に限定して縮減を行う。船隊については、2013年末の36隻を今年に25隻まで削減することを発表済みだったが、さらに2隻を削減することを決めた。
同社は合理化に伴い、6億5000万ユーロの特別費用を計上。この費用には、ペトロブラス(ブラジル)とソナトラック(アルジェリア)の国営企業との間の係争に係る費用も含まれている。同社は新たな措置により、年間8億3000万ユーロの節減達成(うち2016年時点では7億ユーロ分を達成)を見込んでいる。同社はその一方で、オンショア・オフショア部門の営業利益見込みを下方修正した(2億5000万ユーロを2億1000万-2億3000万ユーロへ)。