カナルプリュスの風刺番組「ギニョル」、打ち切りの危機か

Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on TwitterEmail this to someoneBuffer this page

有料テレビ「カナルプリュス」の人気番組「ギニョル」が打ち切りになる可能性が浮上している。親会社ビベンディの意向で、夏休み明けの新番組編成から外れる可能性があるという。脚本家ら番組のスタッフがツイッター上で警告のメッセージを投稿し、騒ぎが大きくなった。ビベンディはこれについて、噂にはコメントしないとのみ回答している。
「ギニョル」は、精巧なマリオネットによるニュース番組という趣向の風刺番組で、時の政治家や著名人などを厳しく揶揄することで知られる。平日の夕方の時間帯(無料放送枠)で毎日放送されている。カナルプリュスの親会社であるビベンディでは、最近に実業家のバンサン・ボロレ氏が筆頭株主となり、監査役会会長にも就任して影響力を強めており、その差し金で「不敬」なギニョルが打ち切りに追い込まれるとの危機感が関係者の間で広がっている。風刺画で知られる週刊紙のシャルリー・エブドが襲撃事件を受けたその年に、テレビで唯一、政治風刺を展開する「ギニョル」を打ち切るとしたら、言論の抑圧を受け入れるような印象を内外に与えかねないとして、政界を含めて、「ギニョル」を擁護する声も上がっている。