パリ市、一部のトラック・バスの乗り入れを禁止

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パリ市は7月1日付で、一部のトラック及びバスの市内乗り入れ禁止措置を導入する。これは一連の大気汚染対策プランの第一段階に当たる。ただ、法令の整備の遅れなどを理由に、違反行為に対して実際に罰金処分等を適用するのは9月1日以降とした。
7月1日から乗り入れ禁止の対象となるのは、2001年10月以前に販売されたトラック及びバス(排ガス規制「ユーロ2」に対応)で、毎日8時から20時まで、市内の道路(外周の大通りとブーローニュ・バンセンヌの森を除く)への乗り入れが禁止される。警察による取締りは7月1日から行うが、啓蒙的な性質のものに留めて、違反行為の摘発は行わない。なお、パリ市に毎日乗り入れる1000-2000台程度のバスのうち、この措置の対象となるのは17%程度に留まる見通し。
パリ市は次いで、2016年7月からは、1997年年頭以前に発売の自動車・小型商用車と、2000年6月以前に販売のオートバイ・スクーターの乗り入れを禁止。2017年7月には「ユーロ3」対応車両(2006年以前に販売)、2018年7月には「ユーロ4」対応車両(2011年以前に発売)に順次、乗り入れ禁止対象を拡大する。2020年には、「ユーロ5」対応のディーゼル車両の乗り入れが禁止される。
パリ市はその一方で、年間400万ユーロの予算を設定して、自動車利用の削減奨励を行う計画。古い車両を放棄して公共交通機関に鞍替えする個人向けに400ユーロの奨励金を支給するなどの措置を講じる。