社会党党大会:カンバデリス第一書記の動議案がトップに

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政府与党の社会党は6月5日から7日まで、ポワチエで党大会を開く。これを前に、党大会で承認される「動議」を選ぶための党員投票が5月21日に行われた。22日朝時点の開票速報によると、カンバデリス第一書記(党首)が提出した動議案が60%を超える得票率を得て過半数を確保、承認を確実にした。
「動議」は党の政策綱領を定める文書で、承認された動議を提出した者が第一書記に任命される流れになる。21日に行われたのは第1回投票で、1週間後の28日に上位の2動議の間で決選投票が行われ、大会で承認される動議案が採択されることになる。
投票には4つの動議が提出されたが、うち、いわゆる「造反議員」グループを率いるポール下院議員が提出した動議は30%程度の得票率を得た。ベルジェ下院議員が提出した動議は10%未満、ガリュ下院議員の動議への支持はごくわずかだった。
カンバデリス第一書記は、オブリ・リール市長やコロン・リヨン市長、エロー前首相など党内の有力者の支持を幅広くまとめることに成功。政府の支持も取り付けており、大部分の閣僚が動議案に署名した。対するポール議員は、アモン前教育相ら党内左派の支持を取り付けたが、得票率30%を大きく上回る支持を得ることはなかった。カンバデリス第一書記は、再選に向けて党内の幅広い支持を確保することに成功、党内分裂の印象を対外的に与えることを回避できたことも大きい。