ヨーロッパカー、上場に着手

レンタカー欧州最大手のヨーロッパカーは21日、パリ株式市場への上場の手続きを開始した。上場を期に増資を行い、4億7500万ユーロを調達する計画。6月にも相場付けを開始する予定。ヨーロッパカーは投資会社ユーラゼオの傘下。欧州市場では19%のシェアを確保し、エイビスを抑えて最大手につける。140ヵ国に3650店舗を展開、19万台を運用する。2014年には、売上高19億8000万ユーロ(3.4%増)に対して、2億1300万ユーロのEBITDA(35%増)を達成した。
なお、ヨーロッパカーが上場に向けて市場当局に提出した文書には、仏競争当局による調査対象となっている旨が記載されている。報道によると、競争当局は去る2月17日、ヨーロッパカーを含む6社(エイビス、Hertz、Citer、Sixt、Ada)に対して異議告知書を送付。ヨーロッパカーのほかにエイビスが調査が存在する旨を認めている。競争当局は、駅における割り増し料金の設定で談合していた疑い(2005-2008年)と、空港における競合企業の情報を空港関連会社から入手していた疑い(2003-2008年)の2件を調査しているという。