仏政府、起業家誘致の「フレンチテック・チケット」を開始

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仏政府は5月20日、外国の起業家誘致を目的とした「フレンチテック・チケット」の制度概要を公表した。全世界の起業家からプロジェクトを募り、毎年50件のプロジェクトを支援するという趣旨。年間予算の500万ユーロはBPIフランス(公的投資銀行)が負担する。
2016年1月に始まる第1期に向けて、9月末を締め切りとして、世界から起業プロジェクトを募集する。書類審査を経て、2次の面接はスカイプを利用して行う。選定された50件のプロジェクトには、発案した2人までを対象に、1人につき6ヵ月で1万2500ユーロの奨励金を支給(1回のみ更新可)。滞在許可証を発給すると共に、提携先のインキュベーター内の入居を認めるなどして、起業プロジェクトを支援する。起業家には、フルタイムで起業計画の推進に当たることと、フランス国内で起業することを条件として求める。第1期はパリに招致し、第2期以降は、「フレンチテック」(新技術・イノベーション分野のクラスター形成に注力する都市のラベル認定制度)に加わる他の都市でも招致を行う予定。
政府はこの取り組みで、特にアジアやアフリカ、欧州諸国からの起業家の誘致を念頭に置いているが、全世界からの参加を歓迎している。「フレンチテック」の国際的知名度を高める役割を果たすとも期待している。