奴隷貿易をテーマとする博物館、グアドループにオープン

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オランド大統領は5月10日、海外県グアドループを訪問した機会に、奴隷貿易と奴隷制度をテーマとする博物館「メモリアルACTe」の開所式をポワンタピートル市で行った。フランスでは5月10日を「奴隷制度廃止の日」と定めており、この日に合わせて新センターの開所式を行った。式典には、奴隷制度の被害を受けたカリブ海諸国やアフリカ諸国の首脳らも列席した。
「メモリアルACTe」は、ポワンタピートル市の海辺に面した旧産業用地の再開発事業として建設された。全長240メールの横長の形状の建物で、設計は建設事務所のBMCが手がけた。奴隷制度の歴史を、その発端から廃止に至るまで、様々な側面から立体的に再構成する映写作品を提示。同センターはまた、カリブ海地域の「表現」の場となることも目指し、主に奴隷制度をテーマとする現代アーティストの展示会や300席のホールなどを併設している。建設には8300万ユーロの費用がかかり、うち4000万ユーロは地元のグアドループ地域圏が負担した。いずれにしても旧産業地区の除染等を行う必要があったとはいえ、投入された費用については、これを乱費として批判する声もある。一般公開は7月に開始される。