シュナイダー、国内拠点で人員削減へ

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報道によると、仏電機大手シュナイダーは、仏国内の2工場で人員削減を計画している。量産型の変圧器の生産をポーランドに移転する計画だという。子会社フランス・トランスフォのメッス地方工場と、プチクビイ工場(ノルマンディ地方)が対象となり、前者では90人が削減され、後者では工場自体が閉鎖される(従業員数80人)見通しとされる。
仏経済紙レゼコーは5月7日付でこの件を報道し、仏国内の最大顧客であるErDF(仏電力EDFの配電子会社)からの価格引き下げの圧力を受けて、低付加価値の製品は生産移転が不可避という流れになっていると解説している。事実、ErDFは、「エコデザイン」新規格の導入に伴い、変圧器調達の入札を行ったが、シュナイダーは契約獲得に失敗していた。
シュナイダーの配電インフラ部門の営業利益率は10%未満と、同社の他の部門の18-20%と比べて低い。同社は2010年に、原子力大手アレバから、配電インフラ部門の「アレバ・ディストリビューション」を買収したが、これも業績が優れないことの一因になっているという。同社は買収時に3年間は雇用を維持すると約束したが、この期限は切れており、資産の再編が本格化すると見られている。ちなみに閉鎖が噂されているプチクビイ工場はアレバから買収した資産の一部である。