エアバス、電気航空機の量産を準備

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エアバスは、子会社ボルテール(Voltair)を通じて進めている電気駆動航空機の量産プロジェクトで、組み立て拠点をポー市(ピレネー山脈地方)に開くことを決めた。ポー空港に隣接して拠点(1500平方メートル)を設置、2016年に生産を開始する計画。生産されるのは、電気航空機「E-Fan2.0」で、エアバスはそのプロトタイプの実現までに2000万ユーロを投資した。「E-Fan2.0」は2人乗りで、訓練機としての需要を見込み、操縦士と教官が横に並んで座れる仕様となっている(プロトタイプは縦に並んで2人乗り)。フル充電の飛行可能時間は1時間(15分の予備を伴う)で、1日に5回の飛行を可能とする。開発は完全には終わっておらず、仏政府主導の産業振興プロジェクトの一環で、5000万ユーロが拠出されている。組み立て拠点では15人を採用し、初年には12機を組み立てる計画で、需要を見て最大で年間80機にまでペースを上げる。同拠点は、製造工程の機械化推進のモデルケースともなる。
エアバスは今後、4人乗りのハイブリッド航空機「E-Fan 4.0」の開発にも取り組む予定で、これをベースに、将来的には100人乗り程度のリージョナル・ハイブリッド機の実現も視野に収める。そのプロトタイプを十数年以内に完成させたい考え。