BNPパリバのCOO、仏中銀の次期総裁か

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報道によると、仏金融大手BNPパリバのフランソワ・ビルロワドガローCOOがフランス銀行(中銀)の次期総裁に任命される見通しだという。今秋に退任するノワイエ現総裁の後任として、これまでは欧州中央銀行(ECB)のブノワ・クレ理事が有力視されてきたが、レゼコー紙は、オランド大統領がすでにビルロワドガロー氏に決めた模様だと報じた(ただし、同紙も、大統領側近の談話として、大統領はまだ両氏のどちらかを完全に選んだわけではないとの情報も紹介している)。
なお、21日に首相府は、ビルロワドガロー氏が5月1日付でBNPパリバのCOOポストを退任して、政府に依頼された調査ミッションに携わると発表し、これが中銀の次期総裁に登用するための下準備だとみなされている。このミッションは低金利状況でのフランスおよび欧州における投資ファイナンスを対象とするもので、7月に報告書を上梓する予定。その後の数ヵ月間でBNPパリバとの距離をとって、利益相反のリスクを排除した上で、総裁に任命されるのではないかと予想されている。
ビルロワドガロー氏は国立行政学院(ENA)出身で、財務監察官としてのキャリアを経て、1997-1999年には左派政権でストロスカーン財政相(当時)の官房長を務めた経歴の持ち主で、2012年に左派が政権を奪回して以来、政府によって何らかの要職に抜擢されると予想されてきた。