アルストム、米国で罰金処分:同社の史上最高額に

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仏産業大手アルストムはこのほど、贈賄容疑の捜査を巡り、米司法当局との間で合意した。アルストムは罪を認め、総額7億7200万ドルの罰金を支払うことに同意した。罰金額は同社としては過去最高となる。
米国当局は、1977年の海外腐敗行為防止法(FCPA)により、米国内に上場する企業が外国で犯した汚職事件を訴追することができる。米当局は同法を根拠に、アルストムがインドネシア、エジプト、サウジアラビア、バハマをはじめとする世界で獲得した契約(エネルギー、鉄道機器とも)にまつわる贈賄容疑を追及した。米国司法省によると、総額で40億ドルの契約獲得のために、アルストムは合計で7500万ドルの賄賂を支払った。捜査は2010年に開始され、米当局は2000年から2011年までに及ぶ事案で違反があったと認定した。
アルストムは近く、米同業GEへのエネルギー部門の売却を完了するが、米当局は、罰金をGEではなく、アルストムが支払うよう命じた上で、合意に応じた。アルストムは、今回の処分がGEとの取引に及ぼす影響はないと説明している。