テクニップ、CGG買収を断念

Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on TwitterEmail this to someoneBuffer this page

仏テクニップ(石油関連サービス)は12月13日に取締役会を開き、仏同業CGGに対するTOBを断念することを決めた。テクニップのピレンコCEOは、12月15日付の仏経済紙レゼコーとのインタビューの中で、この断念について、買収価格を巡り折り合いがつかず、買収を諦めたと説明。CEOはまた、買収計画について、仏政府に事前に知らせ、交渉の進捗状況について随時報告していたと説明した。買収断念が自社の経営に悪影響を及ぼす可能性については否定。顧客である石油会社のプロジェクトは、一旦始まったものを急に止めることはできないとして、足元の原油価格下落の影響を相対化しつつ、受注残は200億ユーロ近くと記録的な水準に達しており、現預金は7億5000万ユーロ(9月末時点)と、財務基盤も堅実であると強調した。CGGの買収計画については、相補的な技術力を結集することで、浮体式LNG生産施設の革新的ソリューションなどを提供できる統合的なプレイヤーとなることが目的だったと説明。人員削減を目的としたものではなく、雇用創出につながっていたはずだとも強調した。また、買収計画は数ヵ月前から検討していたもので、このところの原油価格の下落との関係はないと前置きした上で、現今の急速な下落が業界再編を後押しする要因になる可能性はあると述べた。
ピレンコCEOはまた、仏産業ガス大手エア・リキードのドイツ事業(ポリマー処理事業)を買収すると予告した。