グーグルとCNES、高高度気球によるインターネット・カバーで協力

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米グーグルと仏CNES(国立宇宙研究センター)は12月11日、高高度気球に関する技術協力の合意を結んだ。グーグルは、高高度気球を利用して、地球上のインターネット非カバー地域を解消することを目指す「ルーン」プロジェクトを推進しており、CNESはこれに技術面で協力する。
地球上では、5億人がインターネットへのアクセスが一切ない地域に居住している。グーグルが進めている「ルーン」計画は、ヘリウムを充填した高高度気球を数千基、成層圏(高度15-50km)に飛ばして、インターネットへのアクセスを提供するという趣旨で、人工衛星でカバーをする場合と比べて、費用が1000分の1で済むという利点がある。CNESは、高高度気球を利用した地球観測や、衛星用機材の気球によるテストなどで実績があり、技術力の蓄積がある。CNESはこれを利用して、グーグルによる次世代気球の開発を技術面で支援。CNESはその見返りとして、グーグルが行うテストのデータにアクセスする権利を得る。
「ルーン」計画では、2015年にもデモンストレーターのテストを行うことを予定。気球はNASA子会社のエアロスターが製造する予定。2020年に実用化を開始することを目指す。