カタール航空、A350XWBの受け取りを拒否:エアバス株は急落

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カタール航空は12月10日、エアバスA350 XWBの受け取りを無期延期すると発表した。受け取り前の検査で問題点を指摘した模様。この発表を材料に、エアバス株価は同日、パリ株式市場で10%を越える大幅安を記録。同社の時価総額は40億ユーロ近く低下した。
A350 XWBは、ボーイング787に対抗するワイドボディ機で、41社から合計778機の受注を獲得。カタール航空は80機を発注する最大の顧客となっている。同社への初の引渡し式は仏トゥールーズで13日に行われる予定だった。カタール航空は、超大型旅客機A380の受け取りを2014年6月に拒否し、内装の修正を経て3ヵ月後に引渡しが実現したという前歴がある。
エアバスについては、2015年と2016年の業績見通しの下方修正(営業利益が2016年まで横ばいと予想)や、A380の今後に対する懸念などがあり、暗い材料が重なっていた。A350 XWBの引渡し延期がこれに追い討ちをかけた格好になった。