サンゴバン、シーカを買収へ

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仏建材大手サンゴバンは12月8日、スイスのシーカ(建設部門向けの化学製品)の経営権を取得すると発表した。この発表を受けて、サンゴバンの株価は同日、前日比で6.2%の大幅安を記録した。
サンゴバンはシーカの16.1%株式を、創業者一族の持ち株会社SWHから27億5000万スイスフラン(23億ユーロ)で買収する。この株式は議決権では52.4%に相当し、サンゴバンはその買収によりシーカの経営権を取得、買収後にシーカを連結子会社化する。買収にはスイスの競争当局(COMCO)の許可が必要で、取引成立は2015年下半期を予定する。サンゴバンは、連結初年からシーカはグループの純益を押し上げる効果を及ぼすと予想、2017年時点で1億ユーロ、2019年時点で1億8000万ユーロのシナジー効果を見込む。
シーカは年商51億スイスフラン(43億ユーロ)、世界84ヵ国に進出し、従業員数は1万6000人を超える。シーカの経営陣はこの買収に反対しているが、抵抗する手段はごく限られていると見られている。なお、サンゴバンはシーカを買収する一方で、ガラス容器子会社ベラリア(年商24億ユーロ)を売却する方針で、2015年夏までに買収のめどをつけることを望んでいる。