保守野党UMPの党首選、サルコジ前大統領が当選

Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on TwitterEmail this to someoneBuffer this page

保守野党UMPは11月29日夜、同日に締め切った党首選の開票結果を発表した。サルコジ前大統領が64.5%の得票率を達成、当選した。対立候補のルメール元農相は29.18%の得票率を確保、マリトン下院議員の得票率は6%余りに留まった。
サルコジ前大統領は、第1回投票から過半数の支持を確保、決選投票によらずに当選を果たした。ただ、前大統領はかつて、2004年にUMPの党首に選出された際には80%を超える得票率を達成しており、期待したような高い得票率は得られなかった。逆に、「再生」を旗印に、サルコジ前大統領と厳しく対峙する姿勢を打ち出したルメール元農相は、30%近くと予想外に高い支持を集めることに成功。2017年の大統領選への出馬に向けて、高い得票率を誇示して足場を固めるつもりだったサルコジ前大統領だが、あてが外れた格好になった。
前大統領は30日、民放テレビTF1のインタビューの中で、新たなスタートを切ることを期して、党名を変更する考えを表明。保守陣営の首相経験者を集めた賢人会議を設置し、そのアドバイスを得て幅広い層の結集を新党の下に実現すると抱負を語った。