パリの大気汚染調査:超微小粒子による汚染状況が初めて把握に

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パリの大気汚染に関する観測結果が11月24日に公表された。新鋭機材による観測から、大気汚染の状況がかなり厳しいことが確認された。
このデータは、パリのアンドレシトロエン公園(15区)にある係留気球に、CNRS(国立科学研究センター)が開発したレーザー式観測機材を搭載して、18ヵ月に渡り行った観測の結果をまとめたもの。従来のPM10及びPM2.5の測定に留まらず、ナノメートル級の超微小粒子(0.1マイクロメートル未満)の計測も行った点が新しい。これによると、パリ市民は1日当たりで10万個の粒子を吸い込んでいる計算になる。超微小粒子の毒性等については現在、研究が進められているところで、まだ結論は出ておらず、基準値も設定されていない。なお、大気汚染が特に厳しかった2013年12月13日には、1マイクロメートル未満の粒子数は1立方メートル当たりで600万個に上り、PM10の濃度は1立方メートル当たりで100マイクログラムに達した。